半分思いつきではあるのですが、ここにきて、Docker などの設定をしていくなかで、あらためて、 Linux 学習の必要性を強く感じるようになりました。
Linux を使うのは初めてではなく、20~30 年前は、そこそこに使っていました。しばらく遠ざかっていたので、基礎的なコマンドを除き、ほとんど忘れてしまいました。
現在、Linux の学習をするのであれば、Windows でも、Macbook でも、問題なくできます。しかし、経験上、何か使用する目的がないと学習を継続させることが厳しいので、Linux 学習のための専用 PC を購入することにしました。
そこで、いろいろと適した PC を調べた結果、Mini PC に決定しました。今回、購入した Mini PC は、GK41(MINIS FORUM)です。スペックは下記の通りです。
Processor | Intel Celeron Processor J4125 (4M Cache, up to 2.70GHz) |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
Memory | LPDDR4 8GB (ON Board) |
Strage | M.2 2280 128GB SATA SSD |
Strage Expansion | 1 X TF Card Slot (up to 128GB) 1 X 2.5inch SATA HDD slot (SATA 3.0 6.0Gb/s) |
Wirless Connectivity | IEEE 802.11ac Dual-Band Wi-Fi BT 5.0 |
Video Output | ① HDMI 2.0 (4K@60Hz) ② DP (4K@60Hz) |
Audio Output | HDMI 2.0 DP 3.5mm Audio Jack |
Peripherals Interface | RJ45 Gigabit Ethernet Port X 2 USB 3.0 Port X 4 TF Card Slot X 1 DC Jack X 1 Digital MIC X 1 MIC X 1 |
Power | DC 12V / 3A (adapter included) |
このスペックを高いと見るか、低いと見るかは、意見の分かれるところではありますが、当座の使用目的を、File Server と考えているので、まあまあ適していると考えています。ポイントはいくつかありますが、
・CPU が Celeron であること → 待機電力が非常に低い
・USB 3.0 端子が4個あること
が、主要な選択理由です。その他の理由としては、
・価格が、2万円程度である
・大きさが非常に小さく軽い
(iPhone8の2個分の面積、重さは少し重い程度)
・ディスプレイの裏側に取り付けられる(笑い)
Linux のディストリビューションは、Ubuntu を考えています。インストールと最低限の設定が終了した後は、SSH を使って、リモートログインで操作する予定です。なので、電源と Etherケーブル(Wi-Fiも可能である)だけの接続になる予定です。
肝心の、ハードディスクについては現在検討中です。NAS は非常に優秀なものが既に家庭内ネットワークに存在するので、どこまで踏み込むか、予算とも相談しながらになります。現在は、こんな状況です。
(2021/03/01追記)
ハードディスクの件ですが、購入を取りやめました。USB接続の外付けハードディスク(320GB)が余っていたので、それを使ってPrimary(共有)の設定を行いました。また、バックアップ用のハードディスクの替わりには、MicroSDカード(128GB)を購入して対応したいと思います。
実際は逆で、SDカードが届いたら、それをPrimary(共有)に設定にして、外付けハードディスクをSecondaryに設定してバックアップ先にしたいと思います。こうすることで、普段は、外付けハードディスクの電源を切っておけます。その結果、静音・省電力のファイルサーバが構築できます。
余談ですが、外付けSSDの購入も考えましたが、他にもファイルサーバがあるので、今回は見送りました。
今後、使用目的が明確になり、Primaryの容量が不足する場合は、システムが入っている内蔵M.2 SSDを、 128GBから増設(最大1TBに)することも考えたいと思います。その場合は、Secondaryとして同程度の容量の外付けSSDなどを接続することで、バランスが良くなると思います。
※ 内蔵M.2 SSDに関しては、スロットが1個なので、実際は交換になります。